世界のリーダーがトランプさんに代わり、私たちも今までの常識から、大急ぎでシフトしないといけないなって思っています。
今まで「良し」とされてきた当たり前が当たり前じゃ無くなって、色々な物の値段は上がるし、今までと同じように当たり前に暮らすことが当たり前じゃなくなってきています。
失われた30年なんて言葉はあるけれど、むしろ30年間変わらずに、よくぞ不自由のない暮らしを保ってくれていたな、なんて思います。
お金があって当たり前、家があって当たり前、温かいご飯とお風呂があるのが当たり前。
これらの当たり前って、多くの人の、たくさんの苦労の果てにできていることだと感じています。
私は事業を始める前から少しずつ、この世のお金の仕組みとか、人々の当たり前に対して、とても違和感を覚えていました。
その頃から少しずつ、自分の中の当たり前を崩す作業を始めていたので、今はあまり慌ててはいませんが、現実的に、家や食べ物やご飯という日常が今まで通りに過ごせなくなったら、どうなるのかな。と、まだまだ現実ではない中で思うにとどまっております。
私たちの当たり前の日常は、本当に多くの奇跡に支えられて存在しています。
特に、日本人は古くから禅の精神がDNAの中に流れていて、物が少なくても心豊かに暮らせる術は持っている人種です。
映画「PERFECT DAYS」が海外から高い評価を得て、私も感銘を受けた映画の一つではありますが、私たちは本当はもう既に気づいてしまっているのではないかなと感じています。
もう、「もっともっと」と色々な物、事を拡大させる時代は終わったのではないかなと。
道路もあちこちが陥没し、自然災害も多い中、ただ今、存在する、在る事を有難く感じる。
暮らす事以上に大切な事って本当にあるのかな、なんて思っています。
これからの私は拡大することよりも、今をより良く暮らすことに、もう少しスポットを当てて、丁寧に時を過ごしていきたいなと思います。
皆さんは、いかがですか?
よければ、お声を聞かせてください。