社協さまからのご依頼

出張講座

少し前、長野県にある王滝村という村からご依頼をいただき、講師として出張させていただきました。
その時の事を記しておきたいと思います。

社協とは社会福祉協議会の事で、地域に住む、お年寄りや小さなお子様を抱えた世代など社会福祉を必要とする人々へ必要な事を届ける活動をする場所です。

王滝村では、お年寄りのご家庭にボランティアの方々がお弁当を届ける活動をしております。地域のお困りごとをボランティアという形で見事に解決していただいている社協さまの取り組みには頭が下がります。

そして、参加者様も皆で支え合いながら無償で活動に取り組んでいらっしゃる事も本当に素敵だなと感じます。
そこで、皆様の献立の考え方に薬膳を取り入れて頂こうと講義、調理をさせていただきました。
初めて会った方々とは思えない、気さくな方ばかりで、始めは緊張していた私も、楽しみながら講座をさせていただきました。
ご飯は、つくり慣れている方ばかりで手際もいいですね。最小限の指示でテキパキとこなしていきます。
そして、たくさんのお弁当も無事完成、色とりどりで美味しそうなお弁当が出来ました。
私も一緒に食べながら皆様とお話しさせていただき、普段触れる事のない、村の方々とのお話を楽しみました。
松本よりも、こじんまりしたその村では人々の助け合いや、言葉以上の繋がりや、信頼感、安心感を感じました。

偉大なお山に見守られ、人口が少ないからこそできる自然との触れあいの中で、今の私たちが忘れかけている大切な物を見せていただいた感じがあります。

大好きな場所が一つ増えました。
また機会をいただけるのであれば、是非、この地を訪れたいと思います。
ご依頼をいただきました王滝村社協の栗原様、この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

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