半年コース最後の日

少し前、2025年の薬膳教室半年コースが最終日を迎えた。

最後の日は、あっという間にきてしまって、なんだかちょっぴり寂しい。
生徒のみんなはこの日、とても寂しがっていたけれど、私はみんな程は寂しくはなかった。

過去の経験から、この日が最後ではないと知っているから。
そして、この日を境に、先生から仲間に変わることも知っているから。

ケーキやお花やお手紙など、心のこもった贈り物をいただいた。
それらももちろん嬉しいけれど、私の喜びはもっと深いところにあった。

私の本当の喜びは、この半年の間に、生徒の皆さんの変化を目の当たりにできたこと。
知識を身につけただけでなく、内側がグンと力強く変わったのを感じていた。
そして、この知識を使い続ける限り、この後も変化が続いていくことを知っている。

だから私は、この日を迎えられる事は、なんだか少し嬉しくもある。
最後の時間、みんなの半年間の感想や変化をお話ししながら、この先にもきっとやってくるであろう変化を想像しながら、にやけてしまっていた。

教室に通う前と、今。
教室に通うかどうか迷った自分と、決心して半年を過ごした自分。

確実に大きな変化が生まれていて、知識よりももっと大切な、自分を知るという宝物に出会えたのではないかなと思う。

これからも中医学、薬膳を使って、いつまでもずっと、幸せになってくれたら嬉しいな。

半年間お疲れ様でした。
そして、素敵な時を一緒に過ごしてくださり、本当にありがとうございました。

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