以前、koyomi薬膳を受講されていた生徒さんが、このたび松本市に新たな薬膳教室『まるの和』を立ち上げられました。
講師を務めるのは、降旗(ふりはた)先生。 彼女が初めて受講してくれた日の言葉を、今でも鮮明に覚えています。
「平凡な毎日を変えていきたい」
そう決意を語って学びの初日を終えた彼女は、それから一歩一歩、驚くほど実直に歩みを進めてきました。
「いつまでも学んでばかりいないで、そろそろ一歩を踏み出してみたら?」 私がそう背中を押すと、彼女は持ち前の素直さで、さらりと行動に移していきました。その軽やかな、けれど芯のある行動力には目を見張るものがあります。
正直に言えば、同じ街で教室を開くということは、ある意味でライバルになるのかもしれません。不安がゼロかと聞かれれば、嘘になります。
けれど、それ以上に嬉しいのは、この松本の街に、そして長野のあちこちに、元生徒さんたちが自分の力で薬膳を広めてくれていることです。
薬膳の智慧は、暮らしに溶け込む大切な叡智です。 私や降旗先生がそうであったように、人生そのものを変えてしまうほどの力を持っています。 こんなに素晴らしいツールは、一人でも多くの人に触れてもらいたい。
「たくさんの人に、薬膳を広めたい」
私一人では叶えられないこの願いを、これからは「仲間」と一緒に叶えていける。それが何よりの喜びです。
皆さんの当たり前の日常が、より色濃く、自分を慈しむ大切な「ごはんの時間」になりますように。
降旗先生、開校おめでとうございます。一緒に歩んでいきましょう。



