NHK文化センターにて冬の薬膳講座を担当させていただきました。
回を重ねるごとに、少しずつ参加者の方が増えてくださり、今日は総勢13名にご参加いただきました。
薬膳という学びに多くの方に触れていただき本当に嬉しく思います。
私の目指す薬膳はあくまでも、家庭で完結する内容。
特別な時に使う、特別な知恵ではなく、多くの人が日常で当たり前に薬膳を使いこなせるようになる事。
もちろん、少しのコツは必要ですが、触れていただいた方には、お家でリピートして、少しずつ生活に落とし込んでいただいているようで、色々なご感想をいただく度にとても嬉しく思います。
さらに嬉しいことに最近は、体調や食に関する向き合い方、心と体の関係について、多くの方にご相談いただける機会が増えていること。
知識に限らず、心豊かに捉える広い考え方や哲学的な部分をお伝えする機会が増えていて、そのような考え方で、少なからず救われる人がいるという事実。
薬膳の教えはとても広く、深いのです。
お料理が苦手な人も多く参加いただきますが、そのような方に私がいつもお伝えしていることがあります。
大切なことは、お料理の出来や良し悪しではなく、みんなで楽しく作り、美味しく食べる事。
気持ちが楽しく元気であることが、一番の健康への近道である事。
お料理のみならず、みんなで共に過ごす時間をご体験いただけて、嬉しく思いますし、そのような機会を頂けて、本当に感謝しています。
NHK文化センターの皆さま、ご参加いただいた皆さま、いつもお手伝いいただいている神谷さん、本当にありがとうございました。
次回のおもてなし薬膳も精一杯努めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。