枠の中でもがく人に、薬膳で伝えたい事
私が薬膳というツールを使って一番伝えたい事、それは
あなたが、今よりもっともっとあなたらしく生きれるという事
もちろん、枠を超えて、個性豊かに活躍されている方は既にそんな必要ないかもしれません。
私が、それを特にお伝えしたい方は、かつての私の様に、枠の中でより良く生きようと、もがいている方。
それは決して悪い事ではありません。
ある一定の正しさという枠の中には誰しもが受け入れやすい美しさが備わっていると思います。
だから、本人がもがく事なく、楽しんでいれば、きっとそれは十分幸せで、素敵な事です。
でも、かつての私は違いました。薬剤師と言う少し硬い職業の制服を着て、薬剤師になりたての頃に感じた「医療従事者は、みんながいい人」という、カルチャーショックを自分にねじ込み、なるべく制服に似合う自分になりきる努力をしていました。
その後、出産育児を体験し、母親は世間というフィルターを通して、評価される感覚を味わいました。
子供がうるさいのは親のせい。
本当はやんちゃに遊んでほしいけど周りの目が気になるから叱る事で、いい母親ぶる。
あの子はきちんとできるのに、うちの子は。
などなど、生まれた時にはただスクスク育ってほしいって思っていただけなのに、人はだんだん欲深くなりますね。自分がどう在りたいかよりも、自分がどんな風に見られたいか、ばかりに目を向けていました。
あなたがあなたらしく生きれるように
そんな私が、薬膳を深く自分の物にしていくにつれ、どんどんと制服をはがして、私という人間になっていったのです。まだまだ自分、丸裸！とまでは程遠いですが、それでもだんだんと余分なものが取れていっている感覚はあります。
私の伝えたい薬膳は、お勉強の中身よりも、実は内側に潜むそんな事。
もっと言うと、薬膳でなくても、ツールは何でもよくて、あなたがあなたらしく生きれるようになれる物って、世の中に沢山ありますよね。
私はたまたま自分が出会った薬膳と言うツールを使って、自分が体験した自分らしくなっていった過程を皆さんにもお裾分け出来たらと思っています。
薬膳で自分らしくなれる理由
では、どうして薬膳で自分らしくなれるかというと、薬膳は正解を教えてもらう学問ではなく、自分で自分に合った正解を導き出す事が大切になる学問だからです。
加えて言うと、みんな違ってみんな良い。そんな自然の摂理に逆らうことなく、自分という存在をマルっと認める事が出来るようになってきます。
お食事や口にする飲み物も含めて1日数回ずっと自分を通じて自分にとって、何が最適かを問いかけるのです。次第に問いかけ上手になってきます。
自分の事、誰よりも一番わかってきます。もう、世間のフィルターなんて、だんだん関係なくなるのです。自分という人間と、私という人間が一番の友達になれるのです。更に言うと、自分にとっての専属セラピストが自分の中に現れてくれるのです。
そうなると、無理をしていたら、私が教えてくれるし、嫌な事していたら、軌道修正してくれる。
もしも悲しい事が起こっても、一番近くにいる私がそれすらもマルっと認めてくれる。
どうでしょう。こんな人、自分の中にいてくれたら、本当に安らぎの心でいられるのではないでしょうか。
でもこれは、薬膳を習ってすぐに習得できるわけではありません。
日々使いこなしてみて、日常の色々を体験してみて、だんだんだんだんと仲良くなれるものなのです。
たまに、私も、自分という人間の声を無視してしまう事もあります。忙しいと、せっかく教えてくれてる声も拾えなくなることもあります。
だからこそ、声の拾い方を、身体から発しているサインの読み方を是非習得して欲しいのです。
サインを読み取る力
私の教えている薬膳教室は、このサインの読み方をお伝えしている教室です。生徒さまと関わる時間は本当に人生のわずかな時間です。
でも、これを短期間で集中して習得していただく事で、かつての私が、その後だんだんと時間をかけて変わっているように、あなたにも変化が訪れたら嬉しいな、と思っています。
それをお伝えすることで、普段食べているという、当たり前の日常から、あなたらしく生きるをテーマにお伝えしていきます。
だから私は薬膳ライフカウンセラーとして、歩き始めました。
是非いつか、私のお教室で、またはどこかでお会い出来たら嬉しいです☆
