冬と言えば、体も冷えますので、体の温まる食材について詳しくなりたいですよね。
今回は冬によく目にするエビ、鮭、ブリについてお伝えいたします。
エビは腰が曲がるまで長生きするようにとの意味を込めてお祝い事にも良く登場しますよね。
薬膳では体を温めたり、足腰の冷えの改善に役立つと言われています。中華料理にたくさん使われる理由は美味しいだけじゃなく、体にもとても良い食材だったからですね。
今は年末年始に限らず、一年を通じてよく見かける鮭。
鮭は、成長し、”出世”した姿で同じ川に戻ってくるため、縁起が良いと言われています。
薬膳ではこちらも体を温め、お腹の冷えを改善し、気や血の不足も改善します。
少し元気が出ないなという時は鮭のおにぎりもおすすめです。
また、出世魚であることから縁起が良いとされるブリも旬で美味しいとあり、冬によく見かけますね。
こちらも体を温める効果があり、高タンパクで体の疲れを取るのに役立ちます。また胃腸の働きを強くしたり、体に潤いを与えてくれる食材としても知られています。
今回ご紹介した食材は全て、温性といって、体を温めるのに役立つ食材です。
冬によく見かけるのは、単純に味が美味しいだけではなく、冬にぴったりの効果を体にもたらしてくれていたからなんですね。
ぜひ、食材を買う時、食べる時、味だけではなく、その食材の持つ意味も一緒に楽しんでみてください。
今まで以上に体が元気になりますよ。