松本市商工会議所にて

先日、松本市商工会議所様にて、起業の経験談をお話しさせていただきました。

仕事をする上で大切にしていることは、〇〇屋さんになることよりも、一人の中垣英美という人間として、社会に出来る最大限の働き方を見つけること。

薬膳教室の先生だけでも、薬剤師だけでもなく、私はカウンセラーでもあり、母でもあり、主婦でもある。
それら全ての顔を持つ私にとっては、一人の人間として歩む人生の一部に仕事がある。
社会の常識に捉われるよりも、自分の声に正直に。
主体性を持って、仕事や生き方、1日の暮らし方をデザインする。そんな人生を送りたいと思っています。

さらに、お金や不動産や会社の資産など、目に見える有形資産だけではなく、人との出合いやそこで紡がれる会話、宝物にしたい時間など、目に見えない無形資産も大切に育てたい。
そんな風に感じて、日々仕事をしています。

起業したての頃は、わからなかった事も、今ならトライ&エラーの末にわかる事がある。
私の歩んだ道が誰かにとっての道標になるのだとしたら、それは本当に嬉しい事。

「道は少々険しいけれど、振り返ると楽しい道のりだってわかるものだよ。」
「大丈夫だから進んでごらん。何があってもあなたはあなたのままで大丈夫。」

今の自分が起業初期の自分に声をかけるとしたら、きっとこんな気持ち。
セミナー参加者の皆さんに向けた気持ちは、図らずも未来の私が今の自分に残すメッセージなのかなと思いました。

今の自分が、誰かのためになっていたら、それはそれで、とてもとても嬉しいです。

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