夕方になると、足元が何だか浮腫む、お天気が悪い日は頭痛がする、乗り物酔いやめまい体質
そんなあなたは、もしかして水滞体質かもしれません。
今日は気・血・水で診る体質シリーズ3回目、水滞について解説していきたいと思います。
水滞とは
水滞とは、気、血、水のうち、水の巡りが悪くなり、身体に余分な水分が溜まっている状態。
加えて、梅雨時期は気候も湿気をはらみますので、益々身体の水分代謝は悪くなるのが特徴の季節です。人の身体は天人合一といって、自然界の影響を多分に受ける習性があります。空気がジメジメしている時は身体も水の巡りが悪くなり、空気が乾燥する秋などは身体も乾燥に傾きます。
よって、これからの梅雨時期は、元々水滞体質の人は余計に症状が悪化しやすいのです。
水は上から下に流れる性質を持ちますので、この体質の方は立ち仕事の時に下半身の重だるさを感じる事が多いはず。
お天気に左右される頭痛の原因も、気圧が下がる事により、身体の中の余分な水分の膨張が原因です。
耳に余分な水が停滞することによって、乗り物酔いやめまいの原因の一つになる事もあります。
イメージとすると、健康な状態が、サラサラと流れる小川のイメージだとしたら、水滞体質は淀んだ水が停滞する池のような状態。
是非サラサラと綺麗な水が流れる健康体へシフトしてください。気候と共に、自覚症状も現れやすい梅雨時期が改善へのベストタイミング☆是非、水の排出を促す食材をたくさん取り入れてみてください。
水の排出を促すおすすめの食材
この時期にお勧めの食材としては、とうもろこし、はとむぎ、もやし、春雨、あずき、黒豆などの豆類、海藻、レタス、スイカ、冬瓜など。
とうもろこし、はとむぎ、あずき、黒豆などは食材に限らずお茶としても取り入れる事が可能です。是非ドラッグストアの健康茶コーナーを探してみてください。
水滞体質にお勧めのレシピ
もやし、とうもろこし、わかめを使った簡単な和え物をご紹介します。
材料 4人分
もやし 1袋 春雨 1束 乾燥わかめ 大さじ1
とうもろこし 大さじ2 鶏がらスープの素 小さじ2 ごま油 大さじ1.5 塩 少々 醤油 小さじ1
作り方
①鍋に湯を沸かし、春雨、乾燥わかめ、もやしを順に入れ茹でる
②ボウルに調味料をすべて混ぜ合わせ、温かいうちに①ととうもろこしを入れ和える
簡単なので絶対誰でも作れるレシピです。それでも浮腫みを取ってくれる食材を何種類も組み合わせていますので、効果は抜群です。
是非、あなたの日常にも取り入れてくださいね。