寒くなりました。こんな日は温かい飲み物なんていかがでしょうか?
暖房を使う季節、部屋の乾燥は風邪をひき易くしてしまいます。こまめな水分補給を心がけてくださいね。
飲み物の効果
皆さんが何気なく飲んでいる飲み物、実は食材と同じで、それぞれに意味を持った働きをします。
多くの人が冬も飲んでいる緑茶、薬膳的視点で言うと、緑茶は身体の熱を冷やします。温めて飲めば身体も温まるような気がしますが、実は温めて飲んでも、身体の中では冷やす力発揮します。冷え性の方は冬は少し量を控えましょう。代わりに冬はヨモギや紅茶、黒豆のお茶もおすすめです。
ヨモギや紅茶は身体を温める力を持ち、黒豆茶は血の巡りを改善し、アンチエイジングにも役立ちます。
他にも、ジャスミンティーや柑橘系の飲み物はストレス緩和に役立ちます。今日は少しイライラするなとか、今日は会議など集中力が必要な仕事がある日だなとか、踏ん張る場面でお供にすると、普段から疲れを溜めこまない体質に変わります。
寝つきが悪い日はカモミールのミルクティーもおすすめで、お子様でも安心して飲んでいただける飲み物になります。魔法の飲み物だよ―なんて会話と共に是非飲ませてあげてください。
食材全てが個々の働きを持つのと同じように、飲み物でも、一つ一つがそれぞれ違った働きを持っています。これを飲んだら身体も気持ちもこんな風になる!と、知っておくと、ふと気分を変えたい時など、日々の暮らしに役立ちます。
簡単にまとめてみましたので、是非ドリンク選びの参考になさってくださいね。
※このコラムは松本地域で発行されるMGプレス2022.12.14の寄稿原稿を元に記載しています