薬膳とは、健康に関する勉強ではなく、生き方を学ぶこと
「こんなに普通のご飯なのに、一体何を薬膳と呼ぶのですか？」
先日のセミナーの時に、参加者の方より寄せられた質問です。
薬膳とは単に、健康的な食事について学ぶものではなく、陰陽五行論という哲学を通じて、自分を見つめ、自分に還るための生き方を学ぶツールだと思っています。
今までも、皆様には何度かお伝えしましたが、薬膳で得られることの一つに
「あなたらしさ」があります。
自然から派生した哲学を通じて、学んで、食べて、人体実験をしながら生きて行くことで、とことんまでに学びを腹落ちさせることが出来るのです。
これはやはり、数時間で習得出来る簡単な知識ではなく、ゆっくりじっくり、時間をかけて学んで行くことで、少しずつ体感していくものなのかなと感じています。
私自身も、この数千年の深い学びを人生をかけて勉強していこうと思って、講師として歩んでいる最中。
人に伝えることで、さらに色々と教わり、学びが深くなっています。
体から発せられる様々なサイン。
もっと気づいて！もっとこうして！こうしてくれたらもっと楽なのに！
日々体が発信するその声に気づいてあげられる様に、私は身体の専門家としてその拾い方をお伝えしています。
日々出来ることはほんの小さな事ですが、一度学べば、必ず人生に通づる大きな知恵になると信じています。
数千年続いたお知恵をお伝えしていくことで、皆様が今よりもっと楽しく、明るく、笑って過ごせる様に。
あなたの中に眠る声に、ウェイクアップコールをしていけたら嬉しいなと思っています。
内側の声に目覚めて、自分の本当の声を拾い、実践していくことで自分の生きる力が今まで以上に湧いていく。あなたらしさを叶えていくことで、もっともっと幸せになる人を増やしていきたいと思っています。
お伝えしたいことは、点の知識でも、健康的なレシピでも、誰かの真似をした幸福でもないのです。
もっとホリスティックに全体を見つめ、繋がりを感じ、その全てを許容する生き方。
私がお伝えしたいことは実はそんなことなのです。
そのために、出来る第一歩。
知識に振り回される事なく、体の声を聞いて、食べたいものを食べてみてください。
その時の体の変化や心の喜びに耳を澄ませてみてください。
頭で考えることよりも、感じることを大切に。
何か変化があったなら、いつか私にも、その変化を教えてくださいね。
薬膳に関する事、色々と発信しています。
気になる方は、お気軽にメッセージをください⭐︎
