今日は、シニア世代の方々に向けて、薬膳のお話をたっぷり2時間講義させていただきました。
多くの方々にご参加いただき、朝から熱気ムンムン!
夏が戻ったような会場にてお話しをいたしました。
皆さん興味深そうに聞いていただき、嬉しかったです。
今までの会場だと、シニアの男性は、薬膳の話にあまり興味がない事も多いのですが、
今回、最後に質問をいただいたのは全て男性の方。
男性の方々からも
「とても楽しかったです。」
「とても勉強になりました。」
「今日はお話聞けて良かったです。」
と言っていただき、嬉しくなりました。
帰る前には皆さんテーブルを囲んで、昼食タイムでしたが、
「先生〜、早速薬膳を実践していまーす!ほら、梨を食べてますよ〜」なんて話しかけてくださる方もいて、
今日のお話が少しでも実になってくれていたら嬉しいーと、ほっこりした気持ちで会場を後にしました。
終了後にいただいた嬉しい感想がありましたので、こちらでシェアいたします。
「薬膳には以前から興味があり、本屋さんでいくつか本を見たりしていました。
でも、レシピを見るとそんなに特別な物でもないし(例えばかぼちゃの煮物とか)、
敢えて本を買うほどでもないのかなと思って、買わずにいたんです。
でも、今日のお話を聞いて、点と点が線になった感覚がありました。
薬膳は何なのかってことが、もっとより具体的にわかりました。
適材適所で使ったり、気持ちを大事に扱ったりすることが、大切な事だと理解できて、
ぐっとハードルも下がり、今できる事をやればいいんだなって気持ちになりました。」
そうなんです。
これを食べたらこうなります。とか、
これが健康に悪いから食べちゃダメ。とか、
巷に溢れる知識だけが大切なのではありません。
本当に大切なことは、
一つ一つの知識をきちんと今の自分に合わせて適材適所で使えているかという事。
健康を多角的に捉え、全人的に扱うことで、今の自分にとって大切なことは何かを知る。
その答えはきっと、本人しか知らない、お医者様では出せない答えなんだと思っています。
2時間でそれらをお伝えするのは簡単ではなかったけれど、今回皆さんのご感想をいただき、
共に良き時間を過ごせたなと実感しております。
ご依頼いただいた、松本市社会福祉協議会の皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。